サウナが健康に良いと言われサウナに入る人が増えてきていますが
実はそのサウナには、「ヒートショック」という大きなリスクが潜んでいることをご存じですか?

ニュースとかで見たことあるけど
私は大丈夫でしょ

サウナに、いつも入ってるからといって油断してはいけません
特に急な温冷交代を繰り返すと、血圧が急変し、最悪の場合は命に関わることもあります。
この記事では、サウナを安全に楽しむために知っておくべき「ヒートショック」の危険性と、その具体的な対策方法をわかりやすく解説します。
「なぜこの対策が有効なのか」までしっかりお伝えしますので、サウナ初心者から上級者まで安心してサウナライフを楽しむ為にも、ぜひ参考にしてください。
ヒートショックって何?
「ヒートショック」とは、急激な温度差によって血圧や心拍数が乱れ、カラダに衝撃をうけることです。
サウナでは、高温(80〜100℃)の室内で体を温めたあと、水風呂(10〜20℃)で一気に冷やします。
この急激な温度の変化が、体に大きな負担をかけるんです。

特に冬は危ない
ここからは「ヒートショック」になる原因や対策をご紹介していきます。
入浴前に健康状態をチェックする

サウナに入る前は、必ず自分の体調を確認することが「ヒートショック」予防の第一歩です。
例えば、前日に寝不足だったり、食事を抜いていたり、風邪気味だったりすると、サウナでの体調変化に耐えられないことがあります。

体調が普段と違う時には、サウナを控えるのも大切
無理に入ることで、温冷差への適応がうまくいかず、倒れてしまうリスクも。

サウナは心地よさを感じるものであり、無理に我慢するものではありません。
体調チェックのポイントは、起床時の体の重さ、頭痛、だるさ、食欲などです。
少しでも違和感があれば、サウナは見送りましょう
サウナに入っている時に体調が悪くなる事もあります。
体調がすぐれない時は普段の心拍数と大きく異なることがあるので心拍数を測れる腕時計を身に付けるのがオススメです。
サウナ前、サウナ中、サウナ後と普段から気にしていると差がわかるので対策として是非お勧めしたいです!

コンパクトでサウナで使いやすい
水風呂の前に「かけ湯」

水風呂に入る前にかけ湯をすることで、「ヒートショック」のリスクを大幅に下げられます。

体温と水温の差を緩やかにすることで、急激な血圧変動を防げるよ!
サウナで温まったカラダは表面だけでなく内部まで熱を持っており、
そこに冷たい水を浴びると、カラダがびっくりして血圧が急上昇・急下降することがあります。
まずは手や足から順番に水をかけ、体を慣らしてから水風呂に入ることで、温度差を段階的に緩和でき、身体への負担を抑えることができます。
かけ湯は、水風呂に入る前にカラダを徐々に冷やすための工程です。
心臓から遠い部位(足や腕)から水をかけることで、血圧変動を抑え、安全に水風呂に入ることができます。
水分補給をしっかり行う

サウナ利用時には、水分補給をこまめに行うことで「ヒートショック」や脱水症状を防ぐことができます。
サウナでは大量の汗をかき、体内の水分が失われるため、血液の粘度が上がることで血圧が不安定になる事があります。
この状態で水風呂に入ると血圧が変動し、「ヒートショック」の危険が高まります。
サウナ前・中・後でしっかりと水分を補給し、脱水対策はとても重要です。

ミネラルを含むドリンクを取り入れることで、より安全にサウナを楽しむことができます。
サウナ前後の水分補給は、血液循環の安定や体調管理に直結します。
できれば常温の水やスポーツドリンクを選び、こまめに少量ずつ飲むのが理想的です。
サウナで失った水分と電解質を補給できる「イオンウォータ」オススメです!
サウナ以外でも熱中症予防にも効果的です!!
深酒後のサウナ利用を避ける

お酒を飲んだあとにサウナに入るのは非常に危険です。
アルコールは血管を拡張し、血圧を下げる作用があるため、サウナの高温や水風呂との組み合わせで急激に血圧が乱れ、意識を失うリスクがあります。

酔っていると自分の体調変化に気づきにくく異常を感じたときには既に遅いことも。
飲酒後のサウナは「ととのう」どころか、「倒れる」可能性があるということを忘れないでください。

安全に楽しむには、サウナの前には飲酒しない!
飲酒後は、体の反応が鈍くなるため、サウナの刺激に耐えられなくなります。
お酒を飲んだ日は、サウナは避けて休むようにしましょう。
急な動きを避ける

サウナや水風呂から出る際に、急に立ち上がるのは非常に危険です。
急な姿勢変化は「起立性低血圧」を引き起こし、フラつきや失神の原因になります。
特に高温のサウナで血管が広がっている状態では、立ち上がった瞬間に血液が下半身に溜まりやすくなり、脳に十分な血流が届かなくなります。

これがヒートショックの一因にもなります。
サウナや水風呂から出るときは、まずゆっくり座って呼吸を整え、それから徐々に立ち上がることで体への負担を軽減できます。

慌てずゆったりとした動作を心がけましょう。
姿勢の変化は、血圧に影響を与えます。
サウナ・水風呂から出るときはゆっくりと動き、安全を確保しましょう
まとめ

正しい知識とちょっとした習慣で、「ヒートショック」になる可能性を大きく減らすことができます。
水風呂前のかけ湯や、しっかりとした水分補給、体調チェックなどは、どれも簡単に実践できるものばかり。
さらに、深酒を避け、急な動きを控えるといったポイントも、サウナをより安全に、そして心地よく楽しむために重要です。

無理せず、自分の体と相談しながらサウナを楽しみましょう
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